業者選びのポイント

ホームスターが1999年より害獣駆除事業をはじめ、2000年過ぎからハクビシンの被害が急激に増えてまいりました。まだその頃はネズミ駆除で活動していましたが、ハクビシンの被害報告が急増したことにより業務を切り替えました。当初、業者はわずか1社だけでした。最近では様々な害獣駆除を行う業者が参入してきています。インターネットで検索されても数多くあるため、どこに依頼をすればよいか迷ってしまわれているかたも多いかと思います。ここでハクビシン駆除業者を選ぶにあたり判断しやすいポイントや悪質業者の例をご説明しますので参考にしていただければと思います。

駆除業者選びのポイント

ポイントその1 電話で大体の駆除費用を聞いても「見ないとわからない」と教えてくれない

「見ないとわからない」ということは当然のことなのですが概算はわかるはずです。年間、何百件も駆除を行うので他の駆除のケースも踏まえてお伝えすることができるはずです。それなのに全く料金を言わないのは高額であるという証拠です。

ポイントその2 激安料金を強調する業者

Webサイト上で異常に安い業者がよく見られます。駆除を行うにあたり必要不可欠な工事があります。捕獲するか追い出すかの駆除をした後は必ず出入りをしていた穴を塞がなければいけません。そういった工程を省く訳にはいきません。安い金額で依頼した後に、他の作業ごとに追加工事が発生し、法外な金額が請求されることも少なくないようです。駆除に関わる全ての工事の料金を明確に掲載している業者にしましょう。

ポイントその3 見積もり額が異常に安い

見積もり提示を受けて駆除費用が異常に安い場合はお気をつけください。工事依頼が欲しいため安く提示してなんとか契約にこぎつけ、工事当日に追加料金を請求する悪質業者がいます。

ポイントその4 知識や経験豊富なスタッフか

調査時の担当者、駆除担当者に知識のないスタッフが数多くいるようです。害獣駆除には鳥獣保護管理法や外来生物法の専門知識が必須となります。対象害獣の生態を的確に把握した者が現場に応じた駆除を正確に行なわなければなりません。いろいろ質問をして本当に専門的な知識のある人間かを判断したり、害獣・害虫駆除に関する複数の資格やスキルを持っているかを聞いて確認してみるのが良いかもしれません。

ポイントその5 全国対応の業者

日本全国どこでも対応という業者は気を付けましょう。全国展開していると言いながらも営業所の場所を明確にしていません。ただ単に、他の業者に丸投げして紹介料をもらっているだけの会社があるようです。問い合わせをした場合は、その場で日時の予約を取ることはできず、担当者から折り返し連絡させますと促されます。しばらくすると、その会社を装った丸投げされた会社から連絡が来るという流れになっています。どこの会社かも分かりませんし、法外な追加料金を請求されたなどの被害も多いそうです。

ポイントその6 狩猟免許しか持っていない

調査員・作業員に狩猟免許しか持っていない業者が数多くございます。狩猟免許はただ害獣を捕まえるだけで他の知識はありません。危険な薬剤を扱う仕事であるのに、屋根裏の害虫駆除や殺菌消毒までも狩猟免許のスタッフが行ってしまっているケースが多くあります。消毒などを行う場合は、害虫などの防除作業の監督を行う者としての必要な知識や技能を習得したものに対して与えられる国家資格の「防除作業監督者」を持ったスタッフであるか重要なポイントとなります。

ポイントその7 追加工事を取ろうとする

追加工事を目論む業者がほとんどです。そのようなスタッフは給与以外に高額なインセンティブを条件に勤務しています。毎月業績争いをしてノルマを課せられています。作業着を身にまとった、ただの営業マンです。

悪質業者にご注意

いくつかの事例をご覧ください。

  • ネットを見て安いと思って来てもらったが60万円で契約させられた。
  • 屋根裏の柱をハクビシンにかじられ弱っている、補強をしないと家が崩れると言われ耐震補強金具を大量に付けられた。
  • 保証期間10年と言っていたがこの建物は古いなどと難癖をつけられ保証なしだった。
  • 床下を調査したところ、浴室のタイルの継ぎ目から水が漏れていると言われ浴室リフォームの契約をさせられた。
  • 同じく床下を調査したところ、床下の湿気がひどいと言われ換気扇をつけ調湿剤を撒かれ高額請求された。
  • 屋根に上ったところ瓦に亀裂が入っている個所があると言われ屋根をコロニアルに替えられた。
  • 土台にズレが生じてきている。地震が来たら倒壊すると脅され耐震工事をさせられた。
  • ひそかにシロアリを持ち込んだ業者が庭や床下にいたと見せつけられシロアリ駆除を契約させられた。
  • 屋根裏全体に炭を敷かれ150万円払わされた。

    最近は手口が巧妙なのでお気を付けください。

    怪しいと思ったら国民生活センターへご相談ください。http://www.kokusen.go.jp/

屋根裏のトラブルお気軽にご相談ください