調査概要

現地でお客様からの聞き取り後は、屋根裏を調査し、ハクビシンの被害状況の確認。家周りの侵入口の特定調査を行います。以下ではどこから屋根裏を確認するのか、家周りのどのような個所を見るのか分からない方のためにご説明いたします。

ハクビシンの特定

お家に潜んでいる動物はハクビシンであるのか、プロの目でチェックします。屋根裏を見ることで足跡や糞があったりしますので、調査の時に動物が居なくても形跡で何の動物か分かります。大まかにハクビシンかアライグマの2種類。他にもイタチ・テン・ムササビなど数多くいますが、屋根裏を見ることに加え、その空間内のニオイで経験豊富なスタッフは的確に動物を特定し、駆除することが出来ます。

調査場所

屋根裏を調査する箇所は次の通り。

天袋
押入れの天袋のベニヤ板が下から棒で突くと開く箇所があると思います。お家によっては開かないところもございますので、突いて開く箇所の確認をしておいてください。また、天袋内に物が入っている状態ですと時間が掛かりますので、お手数ですが、調査時は物が無いようにお願いいたします。
クローゼット
クローゼット内に点検口があったり天袋のように棒で押すと開く場合もあります。こちらも上の収納スペース開口部付近は物が置いてない状態にしてください。クローゼット
ユニットバス
浴室の天井に丸形か角型の枠があれば押し上げることが出来ます。比較的ハクビシンのウンチの多い箇所です。ユニットバス
点検口
室内の天井に点検口があれば確認できます。点検口の下は脚立を置くスペースを確保しておいてください。室内点検口
床下収納庫
台所の床にある収納庫内部のボックスを持ちあげて確認できます。床下収納庫
畳を上げる
畳を上げて床板をカットすることで確認できます。床板カット
小屋裏収納
収納内部に確認できる箇所があるかもしれません。小屋裏収納
※全く確認できる箇所がない場合は点検口を作成いたします。点検口作成料金1ヶ所¥18,000-です。

屋根裏調査

屋根裏内部に入り被害状況を確認します。ここでハクビシンなどの特定、糞尿や断熱材の被害状況、生息個体数、巣の有無、いつごろから侵入しているのかなど把握することが出来ます。

動物の特定
足跡や被害状況で何の動物が潜んでいるか明確になります。実際にハクビシンなどいた場合は撮影し、ご覧いただくこともできます。屋根裏に潜むハクビシン
断熱材の被害状況
どれほどの量の断熱材が被害を受け、撤去が必要かチェックします。また、被害を受けた断熱材によって子供を産んだことがあるかなどがわかります。屋根裏で排泄されたハクビシンの糞
糞の硬さや色等でいつごろ排泄されたものか判断します。また、糞の箇所数などで何頭ぐらいいるかがわかります。屋根裏で排泄されたハクビシンの新しい糞

家周りの調査

ハクビシンの侵入口を探します。知識のない調査員は全く発見出来なかったり、いくつか発見しても他に見落としがあったりしますので、駆除に支障をきたします。家周りの調査が一番重要なポイントとなります。

基礎
家周りの基礎を入念にチェックします。家周り
屋根
下から見えないような所は屋根に上がって入念に侵入口を探し出します。屋根の上
外壁
破損個所や穴がないかチェックします。壁の穴
軒下
破損や穴、板のズレなどないかチェックします。軒下の破損

動物カメラで撮影

自動で撮影してくれる暗視カメラをご希望の場合は有料で設置します。¥8,000-

センサー付きのカメラを屋根裏にセッティング。通常はスリープ状態ですが、カメラ付近に来るとセンサーが反応し撮影を開始する仕組みです。

撮影することでお客様にも視覚的にハクビシンなどが居ることを確認できます。ただし、確認するだけなのでこれを行うことによって駆除がしやすくなるなどのメリットはありません。

タイプは3つ

  • 動画で撮影する。
  • 静止画で撮影する。
  • 動画も静止画も対応。暗視カメラで撮影した屋根裏のハクビシン2暗視カメラで撮影した屋根裏のハクビシン1

赤外線カメラで暗闇でも撮影可能。

暗視カメラ

電池式でコンセント不要。長時間動画・静止画数千枚撮影可能。

動画撮影の場合はセンサーが反応して録画を始めるまでの起動時間が掛かりますので、ハクビシンが走って横切った時などは、通り過ぎた後に録画開始となるため、撮影できない場合が結構あります。静止画タイプは撮り逃しはございません。

ハクビシンを撮影できた動画がありますのでご参考までにご覧ください。